雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク 決シテ怒ラズ
イツモシヅカニワラッテイル
これはご存知のように,宮澤賢治(1896.8.27-1933.9.21)の没後に発見された手帳(1931)に記されていたメモの一節です。
われわれも梅雨ぐらいに負けてはいられません。
この時期の花といえば,紫陽花(あじさい)ですね。
雨に濡れている紫陽花は本当にみずみずしくてきれいですね。
紫陽花の花言葉は
移り気,高慢,辛抱強い愛情,元気な女性,無情,浮気,自慢家,変節
などイッパイありますが,あまり良い意味は少ないです。
こんないい歌があるんですが
『あじさい』武鹿悦子・作詞 大中恩・作曲
あじさい あじさいあめのよに
まいまいつぶろは きましたか
まいまいつぶろは チチンプイ
まほうがじょうずと ききました
それとも それとも けさのにじ
うっとり うっとり みましたか
あじさい あじさい いつのまに
しずくをはらって にじのいろ
「まいまいつぶろ」とは蝸牛(かたつむり)のことです。
きれいな歌なんですが,残念ながら,なかなか聴くことができません。