健康に過ごすということ

いきなりですが
日本の2013年の死因順位
1.悪性新生物(がん)365,000 人(昨年より4,000人増)
2.心疾患      197,000 人(昨年より1,000人増)
3.肺炎       124,000 人(昨年より1,000人増)
4.脳血管疾患    119,000 人(昨年より2,000人減)

ちなみに,1980年では
1.脳血管疾患    162,317人
2.悪性新生物(がん)161,764人
3.心疾患      123,505人

つまり,「がん」で亡くなる人が2倍以上,大幅に増えています。
現代は,2人に1人が「がん」にかかると言われますが,近年の医療技術の発展で,早期発見でのがん治療の場合は,その後の生存率が大きく改善し,治る病気となりつつあります。

脳血管疾患とは,脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血の総称ですが,減少してきているのはうれしいことです。

また
日本人の2012年の平均寿命は    1989年では
女性 86.41歳(世界1位)       81.77歳
男性 79.94歳(世界5位)       75.91歳

さらに
100歳以上の人数は(2013年)    1989年では
女性 47,606人            2,448人
男性    6,791人                630人
*計 54,397人            3,078人

この24年間で男性は10倍ですが,女性は20倍という恐ろしいほどの伸び率です。

最高齢者は女性が,大阪市住吉区の大川ミサヲ(115)さんで
男性は,さいたま市中央区の百井盛(110)さんです。

そして
誰もが願うことは,健康で長生きすることですね。
人のお世話にならないと生活ができないというのは苦痛なことです。

さいきん
糖尿病の人が,インスリン注射後に食事を取らなかったため,低血糖症状になり,意識が混濁した中で車を運転し,多くのケガ人をだすという事故がありました。

糖尿病は生活習慣病の一つですから,注意して生活すればかからなくて済む病気です。

生活習慣病とは
食習慣,運動習慣,休養,喫煙,飲酒等の生活習慣が,その発症・進行に関与する疾患群のことです。

スウェーデンにおける長年の追跡調査によれば,
生活習慣による死亡リスク
1.喫煙          1.92倍
2.糖尿病         1.64倍
3.高血圧         1.55倍
4.メタボリック症候群   1.36倍
5.高コレステロール血症  1.10倍

これらはそんなに難しいことではなくて,喫煙をやめて
適正な運動とバランスの良い食事をすることでほとんどが改善されます。

ちなみに
チンパンジーバナナはつきものですが,最近,動物園ではバナナをやらないようにしたそうです。
それは,市販のバナナは人間用に甘く作りすぎているので,チンパンジーには害になるそうです。
チンパンジー用には野生の青臭いものが良いのです。

そのように
いまや人間の生活では不自然に甘いものであふれています。
甘くないスイーツといっても自然の甘さを超えているのは明らかです。

よく
好きに生活させてくれ,健康のために我慢するなんて,まっぴら,好きなものを気にせずに食べたいだけ食べて,自由に生きたい,そのために短命でも良い,という人がいます。

まあ
そんな人にはどうぞご自由に,とは言いますが,しかし,少し気を付けるだけで,ずいぶん違ってきて,健康保険を使う確率を下げて,健全な社会となるのですが・・・。

若いころから,健康には気をつけて来ました。
喫煙も飲酒もしませんし,甘いものは一切食べません。
運動習慣も,ずーと続けて来ました。
いろいろ趣味があるようですが,本当の趣味は健康でしょう
とか
健康のためには,死んでもいいと思っているでしょう
というような冗談か揶揄かわからないようなことを言われ続けて来ましたが,それこそ気にせずに健康に過ごしてきました。

やっぱり元気で長生きできることが一番です。
元気でいれば,好きなこと,楽しいこともたくさんできます。
キーワードは「食事」と「運動」ですよ。

「健康に過ごすということ」への2件のフィードバック

    1. Yukiさん
      コメントをありがとうございます。
      返信が遅れて申し訳ありませんでした。
      長生きランキング
      女性 2.アンドラ(ピレネー山中にある公国)
         3.モナコ
      男性 1.サンマリノ(イタリア半島の中東部に位置する共和国)
         2.オーストラリア
         3.アイスランド
         4.スイス
      いずれも大国ではありません。
      日本が唯一でしょうか。
      誇れることでしょうが,男性の踏ん張りが求められますね。

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